2008年4月26日 (土)

M08010.犬と私の10の約束

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「犬の10戒」という作者不詳の短編詩が90年代にインターネット上で話題になったそうです。14歳の少女あかり(福田麻由子)は母親に犬を飼う時に「10の約束」を教えられます。犬が飼い主にして欲しい10のお願いです。その直後に母親は亡くなり、愛犬「ソックス」は家族の一員として癒しを与えてもらいます。毒が全くない、優等生の映画です。
10の約束」の中にあるのですが、犬は10年くらいしか生きられません。だから、犬を飼うと必ず犬との別れを経験することになります。私が犬を飼わない理由の一つにそのことがあります。同じ経験を持つ妻は映画を観ながら涙していました。娘は映画を観た後も犬を飼いたいと言っています。「別れ」とか「死」を7歳ではまだ実感できないのでしょうか。ソックスのことを「ペットじゃないよね、家族だもんね」という父親(豊川悦司)の台詞があります。犬を人間同様考え溺愛するのも犬にとっては迷惑な話だと思いますが、犬のことをちゃんと考え付き合っていくヒントがこの「犬の10戒」にあると思います。
帰りの車中で、娘が観た映画を3人で思い出し数えてみました。どうやら20本程観ているようです。7歳としては多いほうではないでしょうか。今回から観た映画のチラシをファイルすることにしました。

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2008年3月26日 (水)

M08008.ノーカントリー

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さすが、オスカー受賞作だけあって私にはちょっと理解が難しい作品でした。といっても、面白くないということではなくて、最後まで十分に楽しめました。難しいというのは、この作品で何がいいたいの?って考えるから。で、ラスト近くで、あの人が簡単に殺されちゃうし、あの人は殺されたのかどうか謎だし、トミー・リー・ジョーンズの保安官っていったいなにしてたのかわかんないし、アントン・シガーはどうなったの?と、こんなんで終わっちゃうんだ、と思ってしまったのです。
オスカー助演男優賞の非情の殺し屋アントン・シガーを演じたスペイン俳優ハビエル・バルデムはお見事。あの髪型のインパクトも強烈でしたが、数少ない台詞でイライラと不気味さを感じさせるのが凄い。主演はトミー・リー・ジョーンズなのでしょうが、実際の主演はこの人のような気がします。

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2008年3月20日 (木)

08007.映画ドラえもん のび太と緑の巨人伝

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今回のテーマは「環境問題」です。ただ、単純に「緑を大切に」というのではなく、人間と自然との共生を考えるためには、「思いやり」が必要だというのがメッセージのようです。お決まりですが、のび太やジャイアンのそれぞれを思いやる関係が素敵でした。ドラえもんがポケットの中の道具を未来に送ってしまって、ほぼ空っぽに近かったので、問題の解決を道具に任せることが出来ず、 皆の力と知恵で立ち向かうのが良かった。
キーキャラクターの「キー坊」はとても可愛いです。
娘は当然存分に楽しんだようですが、私たち大人も楽しく、いろいろ考えさせられる作品でした。

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2008年3月 8日 (土)

M08006.ライラの冒険 黄金の羅針盤

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「ロード・オフ・ザ・リング」に続くニュー・ライン・シネマのファンタジー。原作ではストーリーが解かりにくかったのですが、映画ではテンポ良く見られたような気がします。その分、原作と比べると突っ込みどころ満載ですが。守護精霊の「ダイモン」がそれぞれに寄り添う様がごく自然に描かれていたのは流石、贅沢な映画でした。

7歳の娘には難しすぎると思ったのですが、楽しめたようです。事前に「ダイモン」のこととか、大体の内容を私が話したり、TVで見たりしていたからでしょうか。

娘は二コール・キッドマンの「コールター婦人」が気に入ったようです。彼女の役柄はとても微妙で、ライラにとって敵か見方か良く解からない。強い信念と残酷さと優しさが同居していて、小学一年生の娘には理解しがたい存在だと思ったのですが、母としての愛情と正しいと思うことを強く信じることに惹かれたようです。二コールはとても綺麗ですね。首筋の皺とか、「歳とった」と思われる方も多いとは思いますが。

妻も大いに楽しんだようですが、「ダイモン」を「代紋」だと思っていたのには大笑いです。

本編が始まった直後に入ってきたお客さんがいて大迷惑。ちょっと古めの劇場だったので、扉が開くと光が入ってしまいます。その客は遠慮するそぶりもなくしゃべりながら入ってきたので腹が立ちました。

エンドロールが長すぎます。10分あったんじゃないでしょうか。上映時間2時間弱、マイナス10分。実際の本編は1時間45分くらい。原作を読んでいるとちょっと勿体無い気がしますが、そうでない人にはちょうど良いのでしょうか。

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2008年2月24日 (日)

M08005.君のためなら千回でも

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物語の始まりはソ連侵攻前のアフガニスタン。アミールとハッサンは裕福な家庭の息子とその使用人の息子という立場ながら大の仲良し。信頼の絆で結ばれていた。しかし、子供にありがちなちょっとした行き違いで二人は分かれることになり、その後のソ連侵攻でアミールはハッサンを残しアメリカへ亡命。後悔しながら平穏な20年を送っていた。故郷について書いた初めての小説が出版されたアミールの元に恩人からの電話。ハッサンの為にアミールはタリバンに支配された危険な故郷へと旅立つ。

前半は純粋な子供心ゆえの残酷さ、浅はかさに、歯がゆさと切なさで胸がいっぱいになります。後半は信じたくないけどこの世界に存在してしまっている理不尽さ、狂信が招く悲劇に憤りとやりきれなさを感じます。100%じゃないけど、精一杯のハッピーエンド。でも、この物語で描かれたことの何千倍もの悲惨な出来事がこの世界で起こっている現実。私たちはその悲惨さを必要ないものとして認識しなくてはいけません。平和の実現は自身がしっかりすることから始まるのです。

原作はアメリカで300万部以上を売り上げた同名小説。邦訳は無いようです。残念。

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2008年2月17日 (日)

M08004.マゴリアムおじさんの不思議なおもちゃ屋

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マゴリアムおじさん(ダスティン・ホフマン)は243歳、創業113年のおもちゃ屋はとても不思議。彼の魔法でおもちゃも子供も大人もとても楽しく大盛況です。おじさんはそろそろ引退して、モリー(ナタリー・ポートマン)に店を譲ることを考えているのですが、おもちゃたちはモリーが気に入らない様子。大反対してストライキをしてしまいます。おもちゃ屋はどうなるのでしょう。

「魔法をを信じるには自分を信じなければいけない」ということなのですが、ストーリーの展開がちょっと判りにくかったです。とても素敵なおもちゃ屋で名優ダスティン・ホフマンが演じているのに、とてももったいない気がしました。後半をもっと何とかして欲しかった。

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2008年2月 5日 (火)

M08002-2母べえ

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「母べえ」を観た私の母親からメールが届きました。父親と昔を思い出しました。あんな時代はもう絶対に嫌ですね。あの頃の母は大変でした。今の時代を感謝して次の時代につなぎましょう。とありました。娘が電話すると、長い間、「あの時代」のことを聞かされたようです。私の母は一男五女の6人兄弟ですが、もう一人妹がいたそうです。食糧事情の悪いあの時代に疫痢で亡くなりました。妻の父親も7人兄弟、母親は5人兄弟です。食べるものに事欠いたあの時代に、これだけの子供を育てたのは凄いことだと思います。妻の父方の祖母は今でも健在。家族の中で一番厳しい人です。昔のことを話すことはあまりないのですが、娘にはいろいろ話して聞かせて欲しいと思います。

「母べえ」の鑑賞者はお年寄りが多かったようです。私の妻を含め多くの人が涙していました。懐かしさの中、あの時代は嫌だと思う涙なのでしょう。

7歳の娘が最後までちゃんとこの映画を観られたことには、我が娘ながら感心しました。娘によると、浅野忠信さん演じる「山ちゃん」がいたので飽きることなく観られたそうです。娘は「戦争は嫌だと何回も言ってました。」この反応は当然のことだと思います。戦争を肯定する改憲や核の保有を唱える政治家がこれだけ多いのは何故なんでしょう。

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2008年2月 3日 (日)

M.08003.結婚しようよ

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吉田拓郎の名曲「結婚しようよ」と同名のタイトルですが、曲の内容がそのまま映画になっているのではありません。でも、拓郎の曲はたっぷり聴くことが出来ます。

フォーソング・ブームの中、学生時代を過ごした父親とその家族の物語。卓(三宅裕司)は52歳、不動産会社の平凡なサラリーマン。専業主婦の妻・幸子(真野響子)と詩織(藤澤恵麻)、歌織(AYAKO・中ノ森BAND)の二人の娘がいます。この家族の決まりは毎日欠かさず家族揃って夕食を共にすること。今時不可能?この家族を巡るいくつかのストーリーが展開します。定年後の過ごし方、昔追った夢と仲間たちとの再会、娘の結婚・進路。

ちらしやポスターには「R45?」とあります。私は45歳以上ですが、拓郎世代というにはちょっと若いような気がします。50半ば位の人がぴったりなのでしょうね。60前位の方がこれを観て涙をこぼしたという話も聞きました。私にとっても身につまされるストーリーもあります。

「落陽」で始まる拓郎の20曲は懐かしく、良い曲ばかりだと再認識しました。

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2008年1月27日 (日)

M08002.母べえ

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映画が始まってすぐにいたたまれない気持ちになり、そのまま席に座り続けるのが辛くなりました。涙を堪えるのに必死でした。

第2次世界大戦直前から戦中、お互いを「父べえ」「母べえ」「初べえ」「照べえ」と呼び合う仲睦まじい家族の物語。野上佳代(吉永小百合)はドイツ文学者の夫・茂を治安維持法違反で検挙拘束されながらも、二人の娘と共にしっかりと暮らします。

過剰な演出は一切ありません。戦争の悲惨さ理不尽さが身体の中に沁みこんでくるような気がします。見終わった後、皆に見て欲しいと思いました。

山田洋次監督。抑えの利いた演出。他の作品では物足りないと思うこともあるのですが、今回は見事です。この内容を伝えるにはこの演出しかないだろうと思います。

吉永小百合さん。「サユリスト」世代ではない私にとっても、真の大女優と思わせてくれました。演技を見てしまった今、「母べえ」を演じられる他の女優さんを全くイメージできません。

浅野忠信さん。深刻な雰囲気をまじめなコミカルさで和らげる素晴らしい演技でした。浅野忠信ってしばらく気が付きませんでした。彼の新境地かも。

鶴瓶。デリカシーのない叔父さん役。愛されるべき人物が心に残ります。

他、檀れいさん、二人の子役。山田監督と原作者の野上照代さんの思いが確実に出演者に伝わった結果、この家族の心に沁みる描写となっているのでしょう。

私はお涙頂戴の映画は嫌いです。映画はお金を払って楽しい時間を過ごすものだと思っています。エンタテインメント映画以外はあまり観ないことにしています。でも、この映画は皆に観て欲しい。

時代考証の緻密さやセットの出来の良さも含めて、粗製濫造だとも思われる邦画の今後の指標になるべき映画だと思います。昨年の「武士の一分」とともに。

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2008年1月20日 (日)

M08001.アース

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地球の地軸が傾いたのは50万年前に巨大な隕石がまだ若い地球に衝突したからなんですね。知りませんでした。この分野苦手なんです。この傾きが地球に気候をつくり、美しい自然を生み出しているのですね。その美しい地球を北極から南極へ旅をさせてくれるドキュメンタリーです。圧倒的な映像は見事です。

地球温暖化による北極熊の危機的状況から話が始まります。映画全体が人間と自然との付き合い方を考えさせられます。確かに地球環境について一番の悪い影響を与えているのは人間です。この美しい地球を守るべきです。が、「地球を守る」という考え自体が人間の「思い上がり」という気もしてきました。地球の環境は過去に何度か大きく変わったようです。その原因はいろいろあったにしても、地球の運命だったのでしょう。近い将来、地球が大きく変わることになるときに、人間が原因だと思われたくないと思い上がっているのかもしれません。人間が「自然=地球」を「守る」なんて思わないで、人間は地球に生かされているすべての中のホンの一部なんだと認識するべきでしょう。人間が地球を変えてしまうのは地球にとって織り込み済みなのかもしれません。現在進行している環境の変化は実は人間にとっての危機なんです。地球とその上に存在するすべてのものに、人間は生かされているのです。その地球の一部として、地球に何が出来るのかを私たち一人一人が何をすべきか考えるべきでしょう。ちっぽけな存在です。大したことは出来ません。まずはできることから。

うれしいことに子供は500円でした。

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2008年1月11日 (金)

FOX 「NCIS ~ネイビー犯罪捜査班」

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最近ケーブルテレビで「FOX チャンネル」をよく見ます。アメリカのTVドラマ・バラエティ等の番組専門チャンネルです。「24」が有名です。

ニュージャージー州プリンストン大学を舞台に自分の患者以外誰も寄せ付けないアウトローな天才医師を主人公にしたドラマ「HOUSE」。

警察の捜査現場をユーモアと人間味あふれる形で描いた作品「BONES」。

シンシティの最も大きなリゾートとカジノの安全を守る任務を任された、ラスベガスのエリート監視チームの話である「ラスベガス」。

中でもお気に入りは

アメリカ海軍を舞台にした犯罪捜査ドラマ「NCIS ~ネイビー犯罪捜査班」。アメリカの警察組織は複数あってややこしいのですが、NCISは海軍関連事件を扱う組織のようです。「Super!Drama TV」チャンネルでやっている。「犯罪捜査官ネイビーファイル」のスピンオフ。主役は、特別捜査官のリロイ・ジェスロ・ギブス。元海兵隊軍曹で、普段は口数の少ない、仕事や部下にとても厳しい男。ブラックなユーモアとゴシックスタイルの外見が印象的な女性科学者アビー・シュート。この人最高!コンピュータの知識では誰にも負けない特別捜査官ティモシー・マクギー。毎日死体を扱っている仕事を通して、痛烈なブラック・ユーモアのセンスの持ち主、検視官ドナルド・“ダッキー”・マラード。個性的なキャラクター設定が気に入っています。

で、検視官ドナルド・“ダッキー”・マラードはデビッド・マッカラムが演じてます。って「0011/ナポレオン・ソロ」のイリヤ・クリヤキンじゃないですか。それに気が付いてすっかり嬉しくなりました。

Official_small_002「0011/ナポレオン・ソロ」は私が中学生の頃のアメリカのTVドラマシリーズ。

http://www001.upp.so-net.ne.jp/fukushi/misc/0011.html

007/ジェームス・ボンドのパクリです。パクリといっても人気番組で、「ビートルズ」に対する「モンキーズ」のようなものです。「ナポレオン・ソロ」の名付け親は「イアン・フレミング」だったそうですから、完全に本家公認です。主役のナポレオン・ソロはロバート・ボーン(声優は矢島正明)。役柄では超女たらし。ありえないほど鈍重なアクションも何故かかっこよくて、男と女の関係がまだ良く判っていなかった私にとっては憧れの男でした。もちろん、ショーン・コネリーのボンドの次にですが。

この「ナポさん」の女たらしぶりに呆れながら活躍するのが、金髪ロシア系でクールなイリヤ・クリアキン。野沢那智の声が良かったです。もともと完全な脇役だったのが予想外の特に女性からのソロ以上の人気で、主役になってしまいました。このイリアがお年を召していながらも私の前に現れた。この番組を見るのがますます楽しくなりました。

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2007年12月 8日 (土)

M07034.ボビーZ

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最終公開日の最終回、レイトショーで鑑賞。

原作は大好きなストリート・キッズ/〈ニール・ケアリー〉シリーズのドン・ウィンズロウ。ノン・シリーズの作品です。主人公は長期服役中の元海兵隊員のティム。塀の中でも命が危ない彼に麻薬捜査の囮になる話が持ちかけられる。それは、かつてカリフォルニアで伝説として語られている男“ボビーZ”に成りすまし、事件解決に成功すれば自由の身に。ボビーZ”になった彼に襲いかかる罠と謎、女性や子供との出会い。

最後はウインズロウお得意の「家族って何?」ってな感じで、テンポ良く気楽に観ることができました。「ニール・ケアリ」シリーズは映画化されないのだろうか?

『ワイルド・スピード』『イントゥ・ザ・ブルー』のポール・ウォーカー主演。なかなか良いよこの人。

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2007年11月28日 (水)

M07033.ナンバー23

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主人公のウォルターは2月3日生まれ、動物管理局勤務。誕生日には野良犬に逃げられてします。その日に妻アガサにプレゼントされた「ナンバー23」という小説の主人公は過去の自分そっくり。「23」に囚われる主人公同様にウォルターも悪夢に堕ちて行く。果たしてそのオチは・・・。

主演はジム・キャリー。シリアスな演技で彼らしくありません。こんな役も演じるんですね。サスペンス・ミステリーとして、「23」という数字のこだわり方にこだわらなければ面白く観られます。

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2007年11月24日 (土)

M07032.ミッドナイトイーグル

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原作は高嶋哲夫さんの同名小説。実はこの映画、試写を見ることが出来、原作を読むよりも先に観ました。

ユニバーサル・ジャパンが初めて日本で製作した映画。自衛隊が全面協力したそうでアクションシーンのスケール感も大きい。あくまでも日本映画としては、です。大沢さんは大好きな役者ですが、やはりスケールを感じさせるほどではなし。竹内結子さんの役は、大沢さん扮する戦場カメラマン、西崎の義理の妹。原作ではこの役どころは奥さんです。原作微妙に違うシナリオは納得できるものだったような気がします。原作の「北朝鮮」「中国」は映画では「某国」。ありえない話だと思うけど、あるかもしれないと思える怖い話。現実の日本の首相は、藤竜也さんの首相ほど立派じゃないから、現実になったら確実に日本は滅びる気がします。原作者によると、シナリオには概ね納得したそうですが、1箇所のみやってくれなかったシーンがあるそうです。自衛隊のヘリを墜とすのは難しいですよね。ここがハリウッドとの差。

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2007年11月11日 (日)

M07031.やじきた道中 てれすこ

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弥次さん、喜多さんの「東海道中膝栗毛」に「てれすこ」という落語の演目を取り入れた喜劇。この「てれすこ」の部分、のっけから笑福亭松之助師匠と淡路恵子さんが笑わせてくれます。寛平ちゃんや藤山直美さんなど、ちょい役がすごいのですが、なんといっても弥次さんの勘三郎さん、喜多さんの柄本明さん、花魁の小泉今日子さんがとってもよかったです。いろいろ「くすぐって」くれて、安心して笑える大人の日本人のための作品です。

落語は他に「野晒し」「狸賽」が取り入れられています。今更ながら落語のネタってすごいですね。大阪では常打ちの寄席がなかったのですが、最近「繁盛亭」というのができたので近いうちに行ってみたいです。そういえば松之助師匠の落語なんて聞いたこと無いような気がします。

チャンバラのない時代劇、日本映画らしい日本映画。物語は大井川を越えたばかりで終わったので、当然続編があるのでしょうね。期待してます。

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2007年11月 4日 (日)

M07030.グッド・シェパード

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2次大戦後の1961年、アメリカはソ連の力をバックに自国の脅威であるキューバのカストロ政権転覆を目論んだ。このピッグス湾侵攻作戦が失敗。CIA内部の情報漏れが原因だった。指揮をとったCIAのエドワード・ウィルソン(マッド・デイモン)が窮地に立たされるところから始まるこの映画。時制が行ったり来たりするし、最近の寝不足からウトウトしてしまったので、ほぼ予備知識無しに観にいった私にはストーリーの展開が良く判らず、ちょっとしんどかったのですが、目が覚めてからは俄然のめり込んでしまいました。

KGB VS CIAに英国諜報部も絡んでの微妙で繊細な丁々発止のやりとり。何が真実なのか全くわからない世界。このスパイ達も人間なんです。エドワードは他に好きだった女性がいたにも関わらず、上院議員の娘で、友人の妹でもあるクローバー(アンジョリーナ・ジョリー)と「出来ちゃった結婚」。しかも結婚式の一週間後に一人で英国に行き諜報活動に従事する。息子とは6年後に初対面。帰国後も仕事は忙しく、しかも、秘密だらけ。当然家族との関係はギクシャクしますが、最愛の人間であることは間違いない。上質のスパイ映画であるだけでなく、家族愛を描いた映画です。

パーティーの席でお漏らししてしまった幼い息子を、バスルームで抱きしめ、服を着替えさせるシーンは心に残りました。

人間らしい心を持っているのだけれど、仕事に徹し、決して感情を露にしない主人公を演じたマッド・デイモンはお見事。息子とともに孤独な生活をする妻を演じきった、アンジョリーナ・ジョリもとても良くて、トゥーム・レイダーで暴れまくっていたとは思えない。

監督はロバート・デニーロ。出演もしているのですが、いつもの通りとても見事な演技で、この人の本当の顔がますます判らなくなりました。久々に観た洋画ですが、やっぱりハリウッドは凄いです。

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2007年11月 3日 (土)

M07029.自虐の詩

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コミックに長い間連載されている業田良家の4コマ漫画の映画化。無口な乱暴者、無職で酒とギャンブルに明け暮れるイサオ(阿部寛)と薄幸の妻、幸江(中谷美紀)の物語。

ちょっとしたことですぐに見事な「ちゃぶ台返し」を披露してくれるイサオ。なんでこんな男に惚れたんだと、幸江を可愛そうに思いながら観る前半。『嫌われ松子の一生』以来、薄幸のイメージがついた中谷美紀さんなので、「またか」と思いながら観ていると、後半には意外な方向に話が展開します。主演二人の演技は見事だし、カルーセル麻紀さんや西田敏行さんの脇役人も素晴らしい。幸江の中学時代の友人の熊本さんには注目です。

悲惨な生活を描きながらも笑わせてくれて、最終的には「幸せって、なんだろう」と考え、ちゃんと幸せを感じさせてくれます。事前情報ではイメージできなかった、掘り出し物の作品でした。

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2007年11月 1日 (木)

M07028.象の背中

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秋元康原作、同名小説の映画化です。原作を読んでます。

末期の肺がんで余命半年を宣告された48歳の藤山幸弘(役所広司)は、残された時間をどう生きるか選択を迫られる。延命治療を拒否し自分なりに人生を全うしようと決断し、最後の別れを告げておきたい人たちを訪ね歩く。

美しい妻(今井美樹=その細さにびっくり、まるで癌患者)がいて、マイホームを持ち、仕事ができて、愛人までいる主人公。本を読んだときには、ひどく反発を覚えましたが、映画はそうでもなかった。役所さんの激痩せ末期がん患者があまりにリアルだったからだと思う。でも、やはり奇麗事。

私だったら、やはり延命治療はイヤです。最後まで普通に生きたいです。余命を知って死ねるのは幸せなのかもしれない。

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2007年10月29日 (月)

M07027.ストレンヂア 無皇刃譚

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時代劇アニメーション。殺陣シーンはダイナミックで、実写では絶対に表現不可能なことを思いっきりやりまくっているという感じです。アニメのことは詳しくないのですが、アニメーション制作のボンズは『鋼の錬金術師 シャンバラを征く者』を手がけた一流どころのようです。

戦乱の時代。少年・仔太郎は。しかしなぜか明国の謎の武装集団に襲われて祥庵と離ればなれとなり、愛犬の飛丸と共に旅をしていた。そんなある日、ねぐらの廃寺で、仔太郎は自らの刀を封印した不思議な浪人・名無しと出会う。そして出会いの直後に再びやってきた明の刺客の襲撃を、名無しが撃退。これをきっかけに、仔太郎と名無しは旅の道中を共にすることになるのだが……。

禅僧の祥庵に連れられ、中国より日本へやってきたその身の秘密を持つ少年・仔太郎、刀を封印した謎の剣客・名無し、強い相手を求め続ける明の刺客・羅狼――絶対的権力者のエゴに振り回される中で、自分らしく生きようとする3人の“奇妙な異邦人”=ストレンヂアの姿を描いています。権力に逆らい、自分らしく生きることが、舞台となった時代では「奇妙=ストレンジ」だったのでしょうか。今もそんな名残があるのかな・・

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2007年10月 9日 (火)

M07026.北極のナヌー

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ホッキョクグマの親子の物語。ドキュメンタリーですが、撮影に10年間もかけたとあって、まるで演技をしているようにも思える感動のドラマ。

ホッキョクグマって、半年間何も食べないで氷の穴の中で過ごすそうです。出産はその時期。何にも食べないで子供にミルクを与える母親ってすごい。

30年後には北極の氷がなくなるといわれているそうです。ホッキョクグマは氷があることを前提に行動パターンができています。氷が少なくなると餌を獲るのが大変です。環境の変化で餌が獲れなくなったことで、ナヌーは弟を亡くします。そのときの母親の悲しい顔。

普通、シロクマの子育て期間は3年らしいのですが、ナヌーは2年で母親から独立しなければなりませんでした。人間は親離れできないのがどんどん増えてるっていうのに。

環境と家族について考えさせられる映画です。ナヌーの可愛さに悲しみが増幅された気がします。

製作はナショナル・ジオグラフィックのチーム。日本語版のナレーションはSMAPの稲垣吾郎 。

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2007年10月 8日 (月)

M07025.未来予想図

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DREAMS COME TRUEの「未来予想図」「未来予想図II」をモチーフに作られた作品。

「未来予想図」がヒットしたのはバブルもそろそろ終わろうかという1990年頃。私の趣味にあう音楽じゃないので、歌詞までしっかり意識したことがありませんでした。

悲惨な事件が多く起こり、普通に暮らすのにもとても疲れてしまい、将来に対する不安ばかりが大きくなるこの世の中で、社会的問題提議が全くない、ここまで純粋な恋愛映画も最近では珍しいのではないでしょうか。完全におっさん化している私には、特に前半、見るのが辛くなる映画でした。1人の女性が恋愛や自分の夢、パートナーの夢の間で悩みながらも、自らの描いた未来へと進んでいく姿を映し出している、らしいのですが、世の中そんなに甘くねえだろう!って思ってしまうのですね、おっさんは。

主人公の宮本さやかを演じるのは松下奈緒。さやかの恋人・福島慶太役は竹財輝之助。

何かを感じさせられるってことがない映画だったような気がします。

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2007年9月30日 (日)

M07024.夜の上海

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舞台は上海。日本からやって来たヘアメイクアーティストの水島直樹(本木雅弘)は、大規模なイベントでの仕事を終え、夜の町を散歩しているうち、迷子になってしまう。そんな彼の背後に1台のタクシーが近づき、次の瞬間、水島に激突! 運転していたのは、中国人女性のリンシー(ヴィッキー・チャオ)だった。財布も携帯電話も持ち合わせておらず、仕方なく彼女のタクシーに乗り込んだ水島は、会話もままならない中、リンシーが何か大きな悩みを抱えていることに気付くのだった。(Yahoo映画より)

上海には何度か行ってますが、私にはこんな素敵な出会いはありませんでした。上海のおしゃれな部分にはほとんど行けなかったし。映画の中の上海は綺麗過ぎるとは思いますが、中国らしく中国らしくない、上海はあくまで上海ですね。

本日娘の運動会の予定が雨で延期になったので、見に行きました。無難に楽しい映画。時間つぶしにはなりました。
 

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2007年9月 9日 (日)

M07023.釣りバカ日誌18

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ハマちゃんスーさん瀬戸の約束

タイトルは「18」ですが、シリーズ20作目、20周年だそうです。国民的ご当地映画。安心してお楽しみいただけます。1,000円で見られるのも良いですよね。

マドンナは「武士の一分」の檀れい。お約束の豪華な顔ぶれ?三國さんのボケは演技なのか地なのか、随分のお年ですもんね。いつまでこのシリーズ続けられるのでしょう。

釣りのシーンが少なかったような気がしますが、どうですか。

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2007年8月27日 (月)

M07022.伝染歌

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歌うと死ぬという「伝染歌」の噂。公衆の面前で自殺した友人の謎を追う女子高生と、三流風俗雑誌の編集部員。

編集部員を演じる「松田龍平」って松田優作の息子ですよね。いい感じでした。

企画・原作は秋元康。彼がプロデュースしたアイドルユニットAKB48が初出演。アキバのオタクをしっかり見せてくれます。

監督は原田真人。スタイリッシュな社会派映画ってな感じでした。でも、巷に溢れる親殺し、いじめ、自殺に鋭く切り込んでいるとは思えなかった。画像だけは楽しめました。怖くなかったし・・・

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2007年8月19日 (日)

M07021.ベクシル

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「3Dライブアニメ」 最先端の映像表現技術でリアルなキャラクターの動きを可能にしているそうです。なるほど、細部まで作りこまれた繊細な映像だけではなく、キャラクターの表情まで作りこまれていたような気がします。

舞台は2077年の日本。その10年前に日本はハイテクを駆使して「鎖国」しています。この10年間、外国人は誰も日本を見ていません。そこにアメリカ特殊部隊SWORDの女性兵士ベクシルが潜入します。日本の光景は?

人間が人間を人間と思わず、金や権力や、許されないイデオロギーに侵されてしまった日本。まあ、ありえない話なのですが、首相が「美しい国」とか言いながら、実は企業の都合の良いように国を動かすと、こんなことになるのかもしれない、なんてことも思いました。参議院選挙で与党が負けたから少し安心。

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2007年8月 5日 (日)

M07020.怪談

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原作は落語、三遊亭円朝の「真景累ヶ淵」。やさしい美男の煙草売りの男と艶やかで凛とした三味線の師匠が過去のしがらみに翻弄される悲恋物語。

主演は黒木瞳、尾上菊之助。他に井上真央、瀬戸朝香、麻生久美子、他、綺麗な方ばかりです。出演者や背景、すべてがとても綺麗すぎて、ジャパニーズ・ホラーなのに私にはあまり怖さが感じられませんでした。といっても、私はほとんどホラー映画を見ないので、他との比較ができないのですが。監督は「リング」シリーズの中田秀夫監督。「リング」ってもっと怖かったのでしょうか。

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2007年7月29日 (日)

M07019.河童のクゥと夏休み

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映画「クレヨンしんちゃん」シリーズで評価の高い原恵一監督が企画、脚本監督したアニメ作品。完成まで5年もかかったそうです。

小学生の少年が何百年も地中に閉じ込められ現代に蘇った「河童」と過ごす夏休みのお話です。人間と自然との付き合い方、行き過ぎたマスコミの報道、いじめなど、現代の人間が持つさまざまな問題について考えさせられます。

とてもよい映画なのですが、上映時間2時間20分は長すぎ、いろんなことを詰め込みすぎている気がします。いくつかのエピソードはいらなかったかもしれません。

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2007年7月21日 (土)

M07018.ピアノの森

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モーニングに連載中、一色まこと原作コミックのアニメ映画版です。

とある田舎町の小学校に転入した有名な音楽家を父に持つ少年が、幼い頃から森の中に捨てられたピアノを遊び相手に育った少年と出会う。 ピアノの天才と秀才の友情物語。

昨年、原作コミックを読んでハマリました。全巻一気読みです。映画になったときにそれぞれが弾くピアノの違いをどう表現するのだろうと思いました。主人公は巨匠アシュケナージの演奏。その他も当然上手な人が演奏しているし、指の動きもちゃんと再現されていて、とても良い作品に仕上がっていると思います。

声優陣は上戸彩、神木竜之介、雨上がり決死隊の宮迫、他。それぞれにいい味出してました。宮迫なんて言われてみなけりゃ彼だってわからないくらいうまいです。娘が映画を見終わった後にチラシを見て、「えっ、この人がやってたの」って言ってました。

いろいろあって、私にとっては沢山の人に見て欲しい映画なのですが、興行成績は良くないようです。残念。

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2007年7月 7日 (土)

M07017.ドルフィンブルー フジ、もういちど宙へ

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沖縄美ら海水族館が、タイヤメーカーのブリジストンと組んで挑んだ世界初の人工尾びれ再生プロジェクトという実話が原案。

主演のイルカ「フジ」は本物です。ロケもこの水族館でやってます。

この実話、なにかで読んで知ってただけに、映画になってもなんとなくピンときませんでした。完全なドキュメンタリーだったら感動したかも。「フジ」も含めて出演者皆そこそこの演技でした。

仕事関係の知り合いとたまたま一緒に観たのですが、彼の妹さんがこの水族館で働いているそうです。びっくり!

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2007年6月17日 (日)

M07016.ラストラブ

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田村正和 14年ぶりの主演映画。共演は伊藤美咲。

ニューヨーク恋物語のスタッフだそうです。

田村さんが映画に出なかったのは、映画撮影のスタイルが合わないから。今回はテレビ制作の手法で撮る事を条件に出演を決めたそうです。で、どこが違うかというと、撮影のカット毎にプレビューして本人が確認しOKしていくという手法。映画の場合はその場でのプレビューはしないし、したとしても、最終的にどのカットを繋ぐかは監督任せのようで、それが田村さんには耐えられないようです。

<ストーリー>

NYでサックスプレイヤーとして活躍していた阿川明。だが妻の急死をきっかけにジャズ界から姿を消した彼は、1人娘の佐和と日本でひっそり暮らしていた。ある朝、明は清掃局の職員・結にゴミの出し方をきつく注意される。そんな最悪の出会いをした2人が、数日後、NYに向かう飛行機で再会。言葉を交わすうちに、結は大人の魅力を持つ明に惹かれていく。帰国後、佐和も結を慕い始め、3人の間には幸せな時間が流れるが…。(goo映画紹介より)

田村正和さんの正統派ダンディズムを2時間たっぷり楽しめる映画です。彼のファンでないとちょっとしんどいです。相手役の美咲ちゃんもお世辞にもうまい演技だとはいえないし。

ニューヨーク・ロケの映像はとても綺麗。

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2007年6月 9日 (土)

M07015.大日本人

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松本一志 第1回監督作品

映画の内容は公開までほとんど明かされませんでした。

松っちゃんのギャグは普段から私には理解できないし、嫌いなので、あまり見たくもなかったのですが、「松本が作ったのだから凄いに違いない」という情報のみを流し、内容を明かさないというプロモーションにしてやられました。

ひっそりと平凡に暮らす大佐藤は、6代目大日本人として防衛庁から不定期に依頼される仕事で生計を立てていた。しかし以前とは違い、大日本人に対する世間の目は厳しく、活躍の場も次第に減っていた。そんなある日、いつものように防衛庁の命を受けた大佐藤は、電変場に向かいある儀式を行うのだが…。(作品資料より)

というのが、封切後に公開されたストーリーですが、よく判んないよね。一応ヒーロー物なのですが、その着想は大したものです。独創的です。しかし、私には松っちゃんの「間」が生理的に受けつけられません。下品で卑屈で、嫌な気分にさせられます。で、最悪だったのが、「オチ」とも言える結末ですが、まったく理解できませんでした。笑うこともできません。プロモーションに乗せられ、私の周りでも随分の人が観にいったのですが、評判は良くなかったようです。普段、松っちゃんファンの若い人にもこの結末は理解できなかったようです。私の身近にいる松本ファンが唯一、是認してましたが。

松本の監督としての資質は・・・・・・????であります。

タケシの最新作も同日公開。興行成績では松本圧勝。でも、監督としてはタケシが才能が圧倒的ですか。私はタケシも大好きとはいいがたいけど、彼の映画はなんとなく観てしまいますからね。後味も悪くないし。

大日本人は見終わって、すっきりしない映画でした。

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2007年5月 6日 (日)