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2019年10月31日 (木)

全日本テニス選手権2019

有明テニスの森で開催中の全日本テニスに行ってきました。

来年のオリンピックに向けて一部まだ工事中ですが、コロシアムはきれいになり、その他のコートは様変わりしていました。ショーコート1は完成して今大会でも使っています。クラブハウス/インドアコートの建屋は完成。これからコートの敷設です。オリンピック用にショーコートがもうひとつ仮設で作られるようです。

オリンピックのテスト大会ということで、今年はいつもとちょっと雰囲気が違います。主審がITF派遣の海外の方だったり、選手移動用のカートがプレイヤーズラウンジの前にスタンバイしていたり。新設の建物でプレーヤー用にケータリングの食事が提供されたり。

全日本テニス選手権はその名の通り「日本」の大会です。出場選手はJTAに選手登録しているプレーヤーに限られていて、外国人の出場には制限があります。出場のための資料となるのは日本独自のランキングでワイルドカードが地域大会の優勝者などに与えられます。賞金はそこそこ出るのですが、世界に通じるランキングのポイントは獲得できないこともあり、日本人トップクラスの選手は出場していませんが、独特の雰囲気があり毎年色々なドラマを見ることができます。

コロシアムで観戦した女子シングルス。負けたのは今シーズン限りで引退を決めた選手。接戦のとても良い試合でしたが、踵に炎症を起こしていたそうです。足を引きずりながら入ってきた記者会見では終始涙声ながらしっかり話をしていました。今日の試合は負けて悔しいけど良いプレーはできたと思っていること。目指すところには行けなかったけれど進んできた道のりに悔いはないこと。全日本選手権、有明コロシアムでの試合は特別なものであること。「選手生活に区切りをつける」といっても、彼女はまだ29歳。多分これからもテニスと関わってくれると思います。次のステージでの活躍を期待したいと思います。

テニスは完全にグローバル化されています。ジュニアからトップまで、ステップアップするシステムが確立してます。日本でも、そのシステムに組み込まれた各レベルのトーナメントが開催されています。そんな状況の中での、世界に向けて開かれていない「全日本」を開催することの意義については、さまざまな考え方があると思います。

私は好きです。この大会。

 

全日本テニス選手権

https://www.jta-tennis.or.jp/alljapan/tabid/433/Default.aspx

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