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2018年12月 2日 (日)

18017.『空に向かってかっ飛ばせ!』 筒香嘉智

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18017.『空に向かってかっ飛ばせ!』 筒香嘉智


もともと阪神タイガースファンだった私ですが、最近の野球にはほとんど興味がなくなりました。特に高校野球は昔から嫌いです。
我が高校では地区大会一回戦も勝てないどころか、ある年には部員が足らず参加もできなかった弱小野球部には合宿が認められ、インターハイ出場した我らテニス部やほかすべての運動部には認められていませんでした。別に合宿なんてしたくなかったけど理不尽だと思いました。なんで野球部だけが特別扱いなんだ。

乳母車の娘と散歩していた公園のグランドで練習していた少年野球チーム。咥え煙草でノックをしながら選手たちに罵声を浴びせている大人。悲しくて忘れられない光景です。親は何を考えてそのチームに子供を参加させていたのでしょう。子供たちが可哀そうでした。20年近く前のことです。

「野球」に根付く「根性」とか「気力」とか「努力」というイメージがなんとなく胡散臭いものだと感じていたのが、好きになれない理由だと思います。

野茂さん以降、大リーグに挑戦した選手たちはそんな「野球」より「ベースボール」というスポーツをしたいと思ったのではないでしょうか。イチローさんや大谷さんなど、皆さん「アスリート」と呼ぶにふさわしいと感じます。一見グローバル化している「野球」ですが、旧態依然としたものが蔓延っているみたいです。
最近ではさすがに咥え煙草はないだろうけど、厳しい言葉で叱責することを「指導」だと勘違いしている大人はまだまだいるようです。そして、そのことが少年野球人口の減少の一因であると筒香選手も考えています。

私はこの類の本はあまり読まないのですが、「勝利至上主義が子供の将来を奪う」など、野球界の現状を憂い、慣習としか思えない古い考え方からの脱却を提言していると思われる目次を見て、思わずKindleをポチってしまいました。

筒香選手は、私の現在の地元にある少年野球チームの出身です。彼は理解ある良い指導者に恵まれて現在の自分があると書いています。そして、子どもの将来を見据えたチームやリーグの運営に携わっています。その考え方は合理的だと思うし共感できます。陰りがあるといえども、日本第二の国技とも言われる野球です。より良い方向に向かって欲しいと思います。


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