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2017年12月17日 (日)

大阪女学院のクリスマス礼拝2017

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 今年も娘の通う学校の公開クリスマス礼拝に行ってきました。娘の入学前、2012年以来毎年心洗われる時間を過ごさせていただいています。
 娘はずっと裏方で照明を担当しています。期末試験が終わると毎日練習。本番前の緊張している様子は見ていてハラハラしました。聖歌隊やハンドベルの皆さん、ページェントを演じた皆さんも大変だったと思います。今年も完ぺきでした。
 娘も今年は高校2年生。スタッフとして参加するのは最後になってしまいました。実際の操作は後輩に任せて裏方の裏方にまわったようです。それでも終わった後は達成感と解放感から明るい涙を流したようです。心から「お疲れ様」と言いたいと思います。
 とにかく素晴らしい礼拝です。過去にもブログを書いているので、内容についてはこちらを読んでみてください。
 2012ブログ「公開クリスマス
 2013ブログ「入学公開クリスマス
 
 素晴らしい礼拝でしたが、今年はとても残念に思うこともありました。私たちの後方に小さなお子様を連れた方が二組いらしたようで、礼拝の最中ずっとその子供の声にイライラさせられたのです。やっと言葉を覚えたくらいの子供が、本番中ずっと声を出していました。周りの方も気になっていらしたと思います。腹立ちを抑えることに気を取られて、礼拝に集中することができませんでした。
 
公共の場における子供の扱いについてはいろいろ議論のあるところではあります。私はどちらかというと容認派だと思っています。幼稚園や保育園を騒音公害だと排除する人がいることには怒りを覚えます。公共交通機関でのベビーカーは排除されるべきではなく、むしろもっと利用しやすくする必要があると思っています。赤ちゃんは泣くものだから、うるさいと怒鳴ることもしません。むしろかわいいと思います。人ごみの中は子供にとって居心地のいい場所であるわけがなく、連れ出されるのはかわいそうです。泣くのも仕方ないと思っています。
 しかし、周りで迷惑に思う人がいるのも確かです。迷惑をかけて申し訳なさそうにしている親御さんのこともかわいそうに思います。ただ、無神経な親の態度に腹が立つこともあります。
 さて、今回のケースです。礼拝に就学前の子供連れで参加することに必然性はあるのでしょうか。上の娘さんが何らかの形で礼拝に関わっているので下の子も連れて見たいという気持ちはよくわかります。しかし、お祈りやページェント、聖歌、ハンドベルの演奏などの邪魔をしてしまっては、お姉さんにとっても迷惑ではないでしょうか。お子さんにとっても楽しい場所であるはずもなくかわいそうだと思います。私だったら残念と思いつつもまず連れて行かないし、もし行ったとしても確実に子供を連れて退席していたと思います。
 とても腹が立ったので、本番終わりで当人のところに行って、私は迷惑だと思い腹が立ったと言ったのですが、驚いたことに親御さんは全く周りに迷惑をかけたとは思っていないようでした。私が怖い顔をしていることにキョトンとしているようでした。

 在校生の親としては来年が最後のクリスマスです。来年は嫌な思いしたくないです。公開クリスマスへの未就学児の入場を制限するよう学校に申し入れしようかな
悩むところであります。

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2017年12月13日 (水)

17026_フロスト始末〈上〉〈下〉

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『フロスト始末〈上〉〈下〉』

(創元推理文庫) 文庫 – 2017/6/30

RD・ウィングフィールド (),‎ 芹澤 恵 (翻訳)

 身なりには一切気を使わず、髭を剃るのも最低限、指についた食べ物の汚れは服で拭き、ところかまわず煙草を吸い灰をまき散らし、口から出るのは天才的超下品な放送禁止用語。上司の説教は聞き流し、命令は適当に受け流し、詰問されたらはぐらかす。捜査方針は勘違いで失敗ばかり、現場ではいやいやながら汚物と罵詈雑言にまみれながら、犯人逮捕には手段選ばす、自分の地位、立場だけでなく命まで危険にさらす。
 そんなフロスト警部みたいな人に私はなりたい。でも、品行方正真面目一方の私に無理。若くない不摂生に祟られた身体に鞭打ちながらのセクハラおやじの活躍を楽しむしかない。
 楽しませていただいたこのシリーズもこれで終わり。読み終わるのがもったいなくて積読していたのですが、ついに読了。寒い日に暖かい部屋でじっくり読むのがこのシリーズの正しい読み方だと思います。フロスト警部の下品さを噛みしめながらゆっくり読むつもりがついついどんどん読まされてしまいました。
 無神経なようで、亡き妻のことをうじうじ思い悩み、子どもを狙った犯罪に怒り、若い婦人警官を思いやり、同僚や部下への気遣いもあり。こんなフロスト警部にもう会えないなんてとても残念。
 いうことなしの今年ナンバーワン作品。

内容(「BOOK」データベースより)
<上>
今宵も人手不足のデントン署において、運悪く署に居合わせたフロスト警部は、強姦・脅迫・失踪と、次々起こる厄介な事件をまとめて担当させられる。警部がそれらの捜査に追われている裏で、マレット署長は新たに着任したスキナー主任警部と組み、フロストをよその署に異動させようと企んでいた…。史上最大のピンチに陥った警部の苦闘を描く、超人気警察小説シリーズ最終作。
<下>
マレット署長とスキナー主任警部の差し金により、デントン署を去る日が刻一刻と迫るなか、フロスト警部が抱える未解決事件の数は、一向に減る気配を見せない。疲れた身体に鞭打ち、わずかな部下を率いて捜査の指揮を執る警部に、異動を回避する妙案が浮かぶはずもない。法律を無視し、犯人との大立ち回りまで演じる、いつも以上に破れかぶれなフロストが最後につける始末とは?

著者略歴 (BOOK著者紹介情報」より)
ウィングフィールド,R.D.
1928
年イギリス、ロンドンに生まれる。石油会社に勤務するかたわら執筆を始め、68年にラジオドラマの放送作家としてデビュー。72年に小説第一作『クリスマスのフロスト』を執筆するも、カナダの出版社から刊行されたのは84年のことである。同書が評判となり、シリーズ第二作『フロスト日和』刊行後に作家専業となる
芹澤/
成蹊大学文学部卒業。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報
文庫:<上> 453ページ  <下> 408ページ
出版社: 東京創元社 (2017/6/30)
言語: 日本語
ISBN-10: 4488291082
  4488291090
ISBN-13: 978-4488291082
  4488291099
発売日: 2017/6/30
梱包サイズ: 14.8 x 10.6 x 2 cm





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2017年12月11日 (月)

第3回大阪ホームレス会議

 「第3回大阪ホームレス会議」に出席しました。
 8年ぶりに開催された今回の「ホームレス会議」のテーマは「食のセーフティネットのいま」。
 平成28年度の日本の食料自給率は、カロリーベースで38%。生産額ベースでも68%です。なのに、まだ食べられるのに捨てられている食べ物、いわゆる「食品ロス」が年間約632万トンもあるそうです。そんなもったいない状態のなかでも、この日本で餓死する人が少なからずいるのです。
 このおかしな状況を少しでも解消するために頑張っているのが、「フードバンク」。
お話を聞かせていただいたのは、フードバンクを利用されているビッグイシュー販売者の方と、以下の皆様。
・高橋実生さん (フードバンクかわさき 代表)
・浅葉めぐみさん (認定NPO法人フードバンク関西 理事長)
・古市邦人さん (NPO法人炊き出し志絆会 理事)
・川辺康子さん (にしなり☆こども食堂 代表)
どんな考えのもとに、どんな活動をしているのかは、それぞれのウエブサイトをぜひ見てください。

 それぞれのフードバンク代表の方は、当たり前のことを普通にやっているという感じでお話しされていましたが、やっていることは社会の歪ともいうべき酷い状況を少しでもましなものにするために確実に必要で役に立っていると思います。本来は政治と行政が担うべきことですが、現状は最低限のセーフティネットであるはずの生活保護でさえ引き下げが検討されているという異常事態。あまりの情けなさに腹立ち、悲しく、涙が出そうでした。
 質問コーナーの最後、大企業が大量に産業廃棄物としてお金を払って処理しているものを引き取ればいいのではないかと参加者からの質問がありました。しかし、現状の法律では、企業は商品を食品として出荷する以外は、すべて廃棄物として処理しなければいけないらしく、廃棄物とされた食品をフードバンクが引き取り他者に提供することはできないそうです。引き取るには寄付してもらうしかないのですが、決裁が必要な経営トップまで話が上がるのは難しいようです。そもそもなんでそんなにロスが出るのかとか、もし事故が起こったら誰が責任をとるのか、なんていうことになり話が握りつぶされるのです。
 特定の要件を満たしたフードバンクに提供を認める特例を認めれば解決するのですが、フードバンクにはロビーイングする資金もなく手詰まりの状況だそうです。
 パネラーの皆さんは行政や政治に対する怒りや愚痴はほとんど口になさらず、腹が立つことはないのか聞いてみたいと思っていましたが、この話をされた時のフードバンク代表の方は、さすがに声も大きく、語調もきつくなっていたように思いました。本来行政が担うべきことなのに、邪魔されているという情けない状況です。
 ビッグイシュー代表の佐野さんは、最後の挨拶で本来行政が担うべきことではあるが、民間の力で人を助けられるようになっていることは社会が良い方向に向いていると思うと話されていました。ボランティアや寄付するのは難しいかもしれませんが、多くの人が現状を理解し、行政や政治に働きかけていくことが必要だと思います。

 最後にこれだけはわかって欲しいこと。
 生活保護の不正受給についていろいろ言われていますが、不正受給率は金額ベースにして0.5%ほど、そもそも生活保護の捕捉率は20%程度しかありません。多くの人がちゃんと仕事をしながら生活保護以下の収入でなんとか生きているのが現状です。現在決められている最低賃金ではフルタイムで働いても自立して文化的な生活をすることができないのははっきりしています。生活保護費の削減は、支給金額を下げることより、最低賃金を引き上げることのほうが効果的だと思います。
 生活保護費を貰いながらパチンコして暮らしているとの非難がありますが、そのパチンコ代は食費を削って捻出するしかありません。「彼らの食生活のレベルは私より劣悪です。」とのビッグイシュー販売者の方の話が印象的でした。

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