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2017年9月29日 (金)

17025.「こんなもの誰が買うの?」がブランドになる 共感から始まる顧客価値創造

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『「こんなもの誰が買うの?」がブランドになる 共感から始まる顧客価値創造』
阪本 啓一 () 

マーケティングに関する本はほとんど読まないのですが、ブランディングに関する基本的な考え方についてなにか読んでみたいと思っていたところ、知人がFBで紹介していたので読んでみました。

 「ブランディング」とは、
 「商品名や企業名、サービス名またはロゴなどを見聞きしただけでその商品やサービス、企業の内容や品質が想起できるようにすること」 
と私は思っています。
  80年代から90年代、「ブランド物」といえばヴィトンやシャネルなど。高級品の総称がブランドとして認識されていたように思います。2000年代になると「ユニクロ」が高級品ではない「ブランド」を確立し、「ブランディング」という概念が一般的になったような気がします。マーケティングにおけるブランディングの理論や手法も数多く語られるようになりました。

 ブランディングの手法は多様ですが絶対に必要なのは、大袈裟かもしれないけれど「信念」。「こだわり」とも言えるかもしれません。この本では、ブランドになる、ならない、を分けるものは、「世界観」と「共感」と「熱」だとしています。「ブランディング」を、理論やテクニックで語るのではなく、ブランドになった実例から、どれだけの「熱」を持ち、「世界観」を確立し、「共感」を得たのかを解説する良書だと思います。

 ITC技術の発達や社会状況の変化により、マーケティングの方法も多様化しています。高額な費用が掛かるマスマーケティングで新規参入するのは難しくなったかもしれませんが、「こだわり」の中身を突き詰めていけば、しっかりと届けられる時代でもあります。そう考えると、この本は商売の本質を今一度考えさせてくれるものとして、ブランディングの基本が書かれているものだと思います。

 ブランディングを実現するには質の高いクリエイティブの作業が必要です。コミュニケーションのためのコピーやビジュアル、デザインにもこだわりが必要です。作業の多くは業者に任せることになります。高級品だけがブランドではないことと同様、費用が高いことが質の高いクリエイティブではありません。こだわりを理解し、熱を感じ、共感してくれるスタッフであれば、コストパフォーマンスの高いものを提供してくるはずです。経営者に信念とこだわりがなければ良いスタッフにもめぐり合うことはないと思います。

 広告の世界から足を洗って3年以上経ちましたが、良いスタッフとクライアントに恵まれていたと、今更ながら思います。

 

『「こんなもの誰が買うの?」がブランドになる 共感から始まる顧客価値創造』
単行本(ソフトカバー) – 2017/9/9
阪本 啓一 ()
内容紹介
どんなものでもブランドにできる!
「ブランドって何?」と聞かれて、誰もが思い浮かべるのは、iPhone、トヨタ、Google、ユニクロ、セブン-イレブンなどの大企業が提供する商品やサービスでしょう。しかし、どこにでもある、なんでもないもの、とてもブランドになんかなりそうにないものでも、ブランドにすることは可能です。
軍手、タオル、キャンドル、印鑑、クリーニング店、保育園……。
本書には書名の通り「こんなもの誰が買うの?」と言いたくなるような、
ごくフツーの商品やサービスが、確かなブランドに育っていく過程が紹介されます。
では「ブランドになる」「ブランドにならない」を分けるものは何でしょうか。
それは、「世界観」と「共感」と「熱」です。
11台スマホを持ち、24時間つながりっぱなしの時代。ものすごく狭いターゲットの、マニアックな商品でも、1人のお客様にしっかりと届けば、共感のウィルスが、エコシステム(ビジネスの生態系)を通じて、無限に拡大していくのです。
本書は阪本氏の過去の著作、『もっと早く受けてみたかったブランドの授業』(2004)
『気づいた人はうまくいく』(2008)『共感企業』(2010)
『「たった1人」を確実に振り向かせると、100万人に届く』(2013)等で展開してきた考察を進化させ、ソーシャル・ネットワーク時代の新たなブランド論として世に問うものです。
目 次
はじめに--開講にあたって
DAY 1 どうすればブランドになりますか?
DAY 2 ビジョンとミッションを意識しよう
DAY 3 「異」に出会えば、「新」が生まれる
DAY 4 古典『大学』に学ぶブランドの「あり方」
DAY 5 プロジェクトが「熱」を帯びる瞬間 アフリカ! !
DAY 6 強いブランドには感染力がある
おわりに--講義後の雑談
登録情報
単行本(ソフトカバー): 232ページ
出版社: 日本経済新聞出版社 (2017/9/9)
言語: 日本語
ISBN-10: 4532321689
ISBN-13: 978-4532321680
発売日: 2017/9/9



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2017年9月28日 (木)

久々の更新

久々の更新です。

私は「争う」ことが嫌いです。「戦う」ことは最もしたくないことです。口喧嘩さえもしたくない、この世の中から一切の争いが亡くなり、戦う必要がなくなることを願う超理想主義の平和主義者です。
 「戦争」は、人間が犯すもっとも愚かな行為です。人が人を殺すことはどんなことがあっても許されることではありません。個人間で行われる殺人には、殺す側が殺される側に対する、許されることではありませんがなんらかの理由がありますが、国家や民族の間で行われる戦争では、個人的には何も殺す理由を持たない人々がお互いに殺し合いをします。しかも、誰も傷つけたくない、殺したくないと思っている人までもが殺されてしまいます。
 人は人ができるだけ幸せに長く生きられるようにすることに、営みのほぼすべてを費やしています。食品を作り、病気に罹らないようにし、治す薬を開発し、事故を減らす対策を講じ、自然災害に対する備えをし、できるだけ人が死なない社会を作ろうとしています。人が死ぬことが前提の戦争を肯定し、人を殺すためだけにしか役に立たない道具である兵器をつくることは、そんな人たちに対する裏切り行為です。

 戦争を必要悪だとして、その存在を認めてしまうと永久になくなることはありません。この世の中に兵器が存在し、戦争が行われている、戦争になる可能性があるという現実は認めますが、どんな形であれ私は戦争に加担したくありません。この世の中のすべての人が、戦争をしないと思えば戦争はなくなります。戦争をなくす方法は、すべての人が争いを解決する方法として武力を用いないと思い、戦争を認めないことしかありません。
 政治とは、すべての人が幸せに寿命を全うするために、それぞれの持つ個性と考え方の違いを調整するためのものです。争いがなければ必要ありません。政治家は世の中に絶対に必要なものではありませんが、残念ながら争いごとの多い現在には必要です。
 人々の対立を煽ることは政治家の仕事ではありません。対立を無くすことが仕事なのです。
 
 まもなく衆議院が解散され、選挙が行われるようです。人々の興味は選挙「戦」の「勝ち負け」になりそうです。選挙が「戦い」とされ「勝ち負け」を決めるために行われることはとても残念なことです。政治家の皆さんには、より多くの人が幸せになれるための政策を提示していただき、私たちに選ばせていただきたいと思います。
 無理そうだな

 久々のブログ更新がこんな話題で残念です。楽しいこと書きたいな。


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