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2007年10月31日 (水)

07017.マンハッタン・オプⅠ

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矢作俊彦  ソフトバンク文庫

ハードボイルド短編集。舞台はマンハッタンで、主人公は名無しの探偵。

1980年5月~83年9月までFM東京、23:45~ 月~金ベルトの10分番組としてOAされたラジオドラマのノヴェライズ。ナレーションは日下武史さん。とてもカッコいい番組でした。この時間はちょうど「ジェットストリーム」の直前。城達也さんのナレーションも懐かしいです。FMが大人のラジオ局だったんですね。

81年にCBSソニーからⅠ、Ⅱ。85年に光文社から「凝った死体」「笑う銃口」「はやらない殺意」。5冊出版されていて、私もすべて読んでいる(はず)。今回はソフトバンク文庫が4冊にまとめて復活させたようです。

この作品、矢作さんは「悪意が仕込まれたパロディ」で、「小説」ではなく「読み物」だと言っているそうです。彼のことだから、「ハードボイルドの短編集」なんて言い方も気に入らないと思います。でも、「ハードボイルド」と呼ばれる代表的な作家のエッセンスを取り入れた、矢作さんらしい文章はとても素敵。音楽を聴くように「感じる」ための作品です。

と偉そうに書いていますが、ほとんどが「解説」の受け売り。Ⅱ以降の解説を読むのも楽しみです。

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2007年10月29日 (月)

M07027.ストレンヂア 無皇刃譚

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時代劇アニメーション。殺陣シーンはダイナミックで、実写では絶対に表現不可能なことを思いっきりやりまくっているという感じです。アニメのことは詳しくないのですが、アニメーション制作のボンズは『鋼の錬金術師 シャンバラを征く者』を手がけた一流どころのようです。

戦乱の時代。少年・仔太郎は。しかしなぜか明国の謎の武装集団に襲われて祥庵と離ればなれとなり、愛犬の飛丸と共に旅をしていた。そんなある日、ねぐらの廃寺で、仔太郎は自らの刀を封印した不思議な浪人・名無しと出会う。そして出会いの直後に再びやってきた明の刺客の襲撃を、名無しが撃退。これをきっかけに、仔太郎と名無しは旅の道中を共にすることになるのだが……。

禅僧の祥庵に連れられ、中国より日本へやってきたその身の秘密を持つ少年・仔太郎、刀を封印した謎の剣客・名無し、強い相手を求め続ける明の刺客・羅狼――絶対的権力者のエゴに振り回される中で、自分らしく生きようとする3人の“奇妙な異邦人”=ストレンヂアの姿を描いています。権力に逆らい、自分らしく生きることが、舞台となった時代では「奇妙=ストレンジ」だったのでしょうか。今もそんな名残があるのかな・・

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2007年10月28日 (日)

カンフー大会

娘がカンフーの大会に初めて出場。みごと4位入賞を果たしました。

カンフーを始めて半年。軽い気持ちで始めたところ、とても厳しい先生で、しかもマンツーマン。毎週泣きながら練習した成果です。我が娘ながらとてもカッコイイ演技でした。

この大会、近畿のジュニアの大会ですが、最年少は4歳。娘がエントリーしたのはもちろん最年少の部、パンダ長拳。なんと1位は最年少の4歳の女の子でした。小学3年生までの26人が出場してました。

娘はこの大会を最後にカンフーを止めると言ってます。まあ、練習日の朝には熱を出してしまうほど嫌だったみたいなので、しょうがないとは思いますが、この結果をみるとちょっともったいない気がしてきました。

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2007年10月14日 (日)

07016.四つの雨

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ロバート・ウォード  田村義進 訳  ハヤカワ文庫

職場の先輩にいただきました。ペンズラー、クラムリー、コナリー、ペレケーノスなどが賞賛、とありますが、信じられないほどの駄作。私の好みには全く合わない作品でした。プロットとしてはまあまあ、面白く読めそうなストーリーなのですが、進行が平板、キャラクターの造型も悪くないとは思うものの、全く作りこまれていません。会話の面白みもないので、読み飛ばしてしまいました。

本当に彼らが賞賛したのですか?

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2007年10月 9日 (火)

M07026.北極のナヌー

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ホッキョクグマの親子の物語。ドキュメンタリーですが、撮影に10年間もかけたとあって、まるで演技をしているようにも思える感動のドラマ。

ホッキョクグマって、半年間何も食べないで氷の穴の中で過ごすそうです。出産はその時期。何にも食べないで子供にミルクを与える母親ってすごい。

30年後には北極の氷がなくなるといわれているそうです。ホッキョクグマは氷があることを前提に行動パターンができています。氷が少なくなると餌を獲るのが大変です。環境の変化で餌が獲れなくなったことで、ナヌーは弟を亡くします。そのときの母親の悲しい顔。

普通、シロクマの子育て期間は3年らしいのですが、ナヌーは2年で母親から独立しなければなりませんでした。人間は親離れできないのがどんどん増えてるっていうのに。

環境と家族について考えさせられる映画です。ナヌーの可愛さに悲しみが増幅された気がします。

製作はナショナル・ジオグラフィックのチーム。日本語版のナレーションはSMAPの稲垣吾郎 。

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2007年10月 8日 (月)

M07025.未来予想図

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DREAMS COME TRUEの「未来予想図」「未来予想図II」をモチーフに作られた作品。

「未来予想図」がヒットしたのはバブルもそろそろ終わろうかという1990年頃。私の趣味にあう音楽じゃないので、歌詞までしっかり意識したことがありませんでした。

悲惨な事件が多く起こり、普通に暮らすのにもとても疲れてしまい、将来に対する不安ばかりが大きくなるこの世の中で、社会的問題提議が全くない、ここまで純粋な恋愛映画も最近では珍しいのではないでしょうか。完全におっさん化している私には、特に前半、見るのが辛くなる映画でした。1人の女性が恋愛や自分の夢、パートナーの夢の間で悩みながらも、自らの描いた未来へと進んでいく姿を映し出している、らしいのですが、世の中そんなに甘くねえだろう!って思ってしまうのですね、おっさんは。

主人公の宮本さやかを演じるのは松下奈緒。さやかの恋人・福島慶太役は竹財輝之助。

何かを感じさせられるってことがない映画だったような気がします。

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2007年10月 7日 (日)

憑神

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松竹座に観にいきました。

幕末の江戸―。代々将軍の影武者をつとめる由緒ある家柄であったが、今は雑用ばかりの御徒士の中で甲冑の管理を請け負っている下級武士、別所家の彦四郎(中村橋之助)は、婿養子先から離縁され、妻子と離れ離れに―。

ひょんなことから朽ちかけた祠に出合う―。困ったときの神頼み!と、手を合わせ、なんと現れたのは、憑神さまだったのだ!

原作は浅田次郎。

抱腹絶倒!幕末娯楽時代劇。極上のエンタテインメント。たっぷり楽しませていただきました。

主演は中村橋之助、とても楽しそうに弾けきっていました。当たり前かもしれないけど、和服の立ち居振る舞いが綺麗。見得をきる姿はさすがです。妻によると、ちゃんと寄り目になっていたそうです。

競演は 鈴木杏 、升毅、デビット伊東 、葛山信吾 、藤谷美紀、秋本奈緒美 、野川由美子 、他。皆さん持ち味出して素晴らしかったです。特に升毅の大店の旦那、実は貧乏神は今までの私の持つイメージを変えてしまいました。

テンポも良く、あっという間のひととき。舞台ってやっぱり良いですね。若い人にも充分楽しめる内容だった思います。

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2007年10月 6日 (土)

30km

30km走りました。4時間近くかかってしまいました。

筋肉痛です。 足が痛いです。でも、去年の痛みよりマシかもしれない。

アミノ・バイタル・プロを飲むと筋肉痛が緩和されると聞いていましたが、今日は試すのを忘れてしまいました。

今年は12月2日那覇マラソン走ります。制限時間は6時間。ちょっと不安。

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2007年10月 5日 (金)

産経VS朝日

朝日新聞と産経新聞が紙面上で喧嘩してます。

発端は産経新聞。

9月26日の産経抄

http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/070926/stt0709260504000-n1.htm

 けさはもう、前首相の肩書になってしまったが、2日前に病院で記者会見した安倍晋三氏のやつれぶりに驚かれた読者も多かったのではないか。連日、内政・外交ともに難しい決断を強いられ、メディアや野党から批判を浴び続ける首相という職業を長くこなすには、よほどの「鈍感力」が必要なのかもしれない。

 ▼あれほど安倍たたきに熱心だった朝日新聞もさすがに良心がとがめたのか「評価すべき点がなかったとは思わない」と言い出した。御為(おため)ごかしそのものだが、中曽根康弘元首相が「政治家は歴史法廷の被告である」と喝破するように政権の客観的な評価は、後世の史家に委ねるしかない。

後略

に対して、朝日新聞が9月28日付けコラム「窓」で<「産経抄」の良心>と題して「安倍氏をたたきすぎたと反省して、今になって唐突に評価を始めた―。そう言いたいとしたらお門違いというものだ」評価していた点もある「事実の確認だけはお忘れなく」と反論。

もともと、産経は安倍首相退陣の一因は朝日が叩いたからだと考えていたようです。退陣の次の日の産経抄は

「そりゃあ、さぞ心労が重なっていたことだろう。就任以来、一部のメディアによるネガティブキャンペーンはすさまじかった。」

で始まっています。その産経、3日の産経抄

http://sankei.jp.msn.com/life/education/071003/edc0710030254001-n1.htm

拝復 朝日新聞論説委員室さま。9月28日付夕刊の「『産経抄』の良心」と題されたコラムを拝読しました。安倍退陣について「靖国神社参拝や村山、河野談話の見直しを求め続けたあなた方の身びいきこそ、(安倍氏に)重荷だったのではないか」とご指摘いただきましたが、物は言いようだとつくづく感心致しました。

と始まるのですが、この後は「事実の確認だけはお忘れなく」に対して、唐突に「沖縄戦での住民の集団自決をめぐる教科書検定への抗議集会の報道ぶり」を例に挙げ反論。

「県民大会に11万人が参加した」との内容に「関係者によると、参加者は最大で4万3000人だそうです。」「主催者発表通りに集会の規模を2・5倍も誇大に報道する姿勢は、戦時中に大本営発表を垂れ流し続けた貴紙の過去とだぶってしまいます。」

って、やっちゃったんですね。

それでもって、朝日昨日の夕刊。

「きちんとした批判ならば耳を傾けたいが、意味不明の批判には答えようがない」

だって産経も11万って書いてあるから。

産経の反論が、楽しみです。

気にしてない人が多いけど、4大新聞はそれぞれイデオロギーの違いがあります。新聞ってほとんどの人が1紙しか購読してないから、事件や政治に対する新聞社のスタンスの違いに気が付く機会は少ないでしょう。マスメディアの報道を丸呑みしてしまう人が多いと思うので、各報道機関の基本的な考え方を知らないというのは怖いことです。だからといって、メディアがそれぞれの主張を持ち込まず、公正中立な立場で発言しろと言う訳ではありません。むしろもっと主張して欲しいと私は思います。政治に対するキャンペーンも張っていいと思います。但し、購読者はメディアが真実のみを報道するとは思わないで接することが必要です。知らないうちに洗脳されることの無い様に。

今回のこの論争?がもっと話題になって欲しいと思います。

で、今回の勝負は・・・・・

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