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2007年2月24日 (土)

07007.ブラック・アイス

0703book_003マイクル・コナリー  古沢嘉通 訳    扶桑社ミステリー

ハリウッド署の刑事、ボッシュ・シリーズの第2弾。

モーテルで刑事の死体が発見され、自殺と判断されるが、偽装であることが判明。捜査から外されたボッシュは密かに事件の裏を探る。他の殺人事件とも根が同一であることに気付き、新しい麻薬「ブラック・アイス」の製造工場のあるメキシコで犯罪組織のボスを追う。

面白かったです。ボッシュのキャラクターといい、何気ない台詞まで考えて書かれているようだし、ストーリーやプロットも前作よりもすっきりしているような気がします。ただ、メキシコの牧場や工場でのドンパチはセセコマシイ日本しか知らない私にはうまくイメージできないです。映画で観てみたいですね。映画化されてるのかな?

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2007年2月19日 (月)

07006.市民ヴィンス

070219_000601ジェス・ウォルター  田村義進 訳    ハヤカワ文庫

ドーナッツ屋で働くヴィンス。カード偽造と麻薬の密売を裏稼業にしているが、まっとうな暮らしを望んでいる。そんなある日、なにものかがヴィンスの命を狙い始めた。

ヴィンスは日本ではちょっと理解できない「証人保護プログラム」によって過去を捨て、それまでは縁も所縁もなかった土地で生活している。ちょっと変わった男。ミステリマガジンの書評では、彼が毎週新しい本を買い、読み切らないうちに本屋に売り飛ばし、新しい本を買うのだが、その理由が書かれていなかった。その理由を知りたい為に買ってしまったようなもの。証人保護プログラムに保護された人間の暮らし、カード偽造や麻薬の密売の方法など、ちょっとそそられるものはあったけど物足りなさも大いに感じられた作品。

時代は1980年。カーターとレーガンが戦った大統領選挙真っ只中。思えば、アメリカが大きく舵を切った年だったような気がする。「4年前と比べて暮らしは良くなったか」と候補者の一人は作中で問いかけている。それから20年以上経った今、私達の暮らしは良くなっているのだろうか。次作は9・11を題材にした作品らしい。

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2007年2月15日 (木)

M07007.あなたになら言える秘密のこと

Wpa1024まじめに工場で働くハンナ(サラ・ポーリー)。食べるものは毎日同じ。趣味もなく、遊びもしない。ある日、働き過ぎを理由に工場長から強引に1か月の休暇を言い渡される。あてもなく観光地でもないところに旅行に出かけた彼女は何を考えたか、見も知らない看護師を探していた男(エディー・マーサン)に声をかけ、事故で火傷を負い、重傷の男(ティム・ロビンス)の世話をする2週間の油田掘削所での仕事を引き受ける。

20061130013fl00013viewrsz150x深い傷を負い、誰にも言えない秘密を抱えて生きる孤独な女性の物語。『死ぬまでにしたい10のこと』のサラ・ポーリーとイサベル・コイシェ監督が再び手を組んだ作品。この映画ちょっと話題になったけど見ていません。ただ黙々と生きていた女性が少しずつ生きる喜びを思い出していくまでを丁寧につづっています。ほとんどをベッドに寝たきり状態の役のティム・ロビンスがとても良かったです。とても辛く、暗い話なのですが、映画の中の彼の優しさと、明るさに救われます。過酷な現実の中での平凡な幸せが心にせまり、なんとなくいい気分にさせてくれます。

願わくは、この世の中から単に人種とか、民族とか、宗教とか、個人の憎しみとは別のところにある憎しみが無くなりますように。あるときまで仲良く暮らしていた隣人同士が殺しあうなんて、日本でノホホンと暮らしている私達には理解できない過酷さです。

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2007年2月13日 (火)

M07006.天国は待ってくれる

Photo_3築地に住む宏樹(井ノ原快彦)、武志(清木場俊介)、薫(岡本綾)の3人はまるで兄弟のように育った幼馴染。。一生の友情を誓った。男2人と女1人の友情は大人になっても変わらないと思っていたら、ある日、武志は宏樹の前で薫にプロポーズをしてしまいます。薫は戸惑うが、武志と結婚する事を決めるが、婚約パーティーの日、武志は交通事故に遭い、そのまま意識不明となる。その状態のまま3年後、宏樹と薫は、結婚の約束をするのですが。

Photo_4男と二人と女一人の友情は成立するのか?とても難しいですよね。男二人ともが彼女に恋愛感情を持ってしまったら、辛いですよね。でも、逆の女二人、男一人の友達関係というのはありえないような気がします。それにしても、婚約パーティーの日に意識不明になったり、婚約者が意識不明のなか、もう一人の男と結婚するとか、あまりにも・・・って気がします。

正直このテーマでわざわざ映画を作る必然性が感じられませんでした。ストーリーもあざとく感じられ、映画をみている間ずっと苛々した感じが続きました。

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2007年2月11日 (日)

07005.ナイトホークス(下)

070211_215201マイクル・コナリー  古沢嘉通 訳    

扶桑社ミステリー文庫

ボッシュ・シリーズの第1作。一匹狼のロス市警の刑事であるボッシュは身内に監視されながらFBIの女捜査官エレノアと捜査を継続。どんでん返しの連続です。とってつけたようにも感じられ、ボッシュにとって都合が良すぎるんじゃないの?とも思うけど面白かったです。

このシリーズは10年以上も続いていて、毎年のように刊行されているようなので、しばらく楽しみが続きます。古本屋で2作目もゲットしました。

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2007年2月10日 (土)

久々に友人達と

昨晩、20台半ばに知り合った友人達が久々に集いました。仕事も学校も、出身も違うのに、テニスが縁で知り合った仲間です。知り合ってもう、20年以上になるのではないでしょうか。独身時代は大いに遊んだものです。最近は会う機会が少なく、久々の再会になりましたが、それぞれ仕事も家庭もうまくいっているようです。

一番大きな子供はもう高校生。ひとりの娘さんはテニスの強い高校にいて、今年はインターハイも狙えるそうです。去年のインターハイに、今回はこれなかった同じ仲間の娘さんが出場したのですが、その彼女と4回対戦してすべて勝っているそうですから、期待できます。強豪ひしめく地区にいるので、出場できれば上位に行くでしょう。数年前に試合を見たのですが、正確が良すぎて勝てないようでした。性格が良いままで勝つには大きな壁を乗り越える必要があるでしょうが、頑張って欲しいものです。中学生の時にはなんとか勝てた私ですが、もう勝てないかもしれません。このまま一勝0敗でいようかとも思いますが、そのうち相手してもらいたいです。

で、最近の高校生のテニスについて聞いていると、大阪の単位制の高校がとても強いそうなのですが、これが酷いらしいです。マナーは最悪、勝つためにはなんでもやるそうです。精神論は嫌いな私ですが、学生のスポーツは勝つことを目的とする前に人間として学ぶべきことがあると思います。いまやテニスは紳士のスポーツなんて言われていたことを誰も忘れてしまっているのでしょうか。そういえば、大阪の女子で強い高校のマナーも最悪でした。

話がそれてしまったけど、楽しいひとときでした。皆身体に気をつけてぼちぼち生きて行こうね。また会える日を楽しみにしています。

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2007年2月 4日 (日)

節分

070203_163901昨日はご近所の「あびこ観音」の節分の行ってきました。古い寺らしく、ここの節分は有名のようです。最近は出店の数も昔から比べると随分減ったのですが、今年は土日ということもあり大変な人出でした。賽銭をあげる本堂前は人が多すぎて、娘が一緒の私達は近づくのが危険。遠くから拝んできました。線香をあげ、娘はその煙を頭に浴び、頭が良くなるようにお願いしてましたが、さあ、どうなることやら。帰りにお決まりの「恵方巻き」と「厄除け饅頭」を買って帰りました。娘はイチゴミルク飴。私はとうもろこし。祭りならではの歩き食いを堪能。

今日は午前中ジョギング。この一週間走れなかったので、ちょっと長めの14km。いつものコース9kmは56分40秒。もっとスピードつけたいです。

昼からテニス。ダブルス3セット。すべて負け。でも面白いゲームができました。強打とコントロールのメリハリをもう少しなんとかしたいものです。

走った距離:14km  今年の累計:51km

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07004.ナイト・ホークス(上)

070204_232501 マイクル・コナリー   吉沢嘉通 訳    扶桑社ミステリー

ヴェトナム戦争の悪夢に悩まされるロスの刑事「ボッシュ」。パイプの中で死体で発見されたのは、かつての戦友メドーズ。一匹狼のタフな刑事のシリーズ第1作です。

もろ私の好みの作品。なのになぜ読んでいなかったのか不思議です。1992年の作品なので、そのころは気に入ったものを片っ端から読んでいたはずなのに。何か避ける理由があったんでしょうね。下巻を楽しんで読書中。

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M07005.墨攻

Wallpaper1_1024原作は酒見賢一の小説だが、ビッグコミックに連載されていたコミックが有名。それを香港の監督ジェイコブ・チャンが映画化。

中国の春秋時代末、紀元前5世紀に思想家・墨子によって創始された「墨家」。「非攻」を掲げ、平和をめざして戦った。主人公は革離という墨家の一人。陥落寸前の小さな城に駆けつけ、たったひとりで10万人の敵から城を守る。意表をつく戦術で敵に対抗するのは痛快。いわば、「七人の侍」一人版ともいうべきストーリー。壮大なスケールで見せてくれる歴史アクション大作です。

Wallpaper2_1024キャストは、香港のアンディ・ラウ、韓国のアン・ソンギ、中国のファン・ビンビン、台湾のウー・チーロン他、アジアの俳優が豪華競演。撮影は日本の坂本善尚、音楽は川井憲次。

コミックの革離と比べたらかっこよすぎるけどアンディ・ラウはさすが。ファン・ビンビンは素敵です。戦闘シーンの迫力は満点で、映画館の大きなスクリーンで見るべき、素晴らしい作品でした。

革離が「非攻」を掲げながら戦わざるをえない立場に悩むシーンもあり、私達も「戦争」について考えさせられます。映画のこの時代ではなく現代では、墨家の思想を実践できる可能性があるのではないでしょうか。どっかの戦争好きな政治家に是非見てもらいたい映画ですが、彼らは違った解釈をしてしまい、軍備を増強してしまうんでしょうね。

 

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